東福寺塔頭龍吟庵
- ji3qjq
- 2023年11月8日
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更新日:2024年3月22日
重森美鈴 昭和39年作庭
南庭(方丈正面)「無の庭」
一木一草をも用いない簡素な白砂敷きです。

西庭(龍の庭)
寺名の「龍吟庵」にちなみ、龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を、
石組によって表現しています。
靑石による龍頭を中央に配し、白砂は海を、黒砂は黒雲を、そして竹垣は
稲妻模様をあらわしています。

東庭「不離の庭」
方丈と庫裏を結ぶ渡廊下に面した長方形の庭園です。
赤砂を敷いて中央に長石を臥せ、その前後に白黒の二石を
配しています。狼に襲撃されそうになった国師の身を、二頭の犬が
守ったという、国師幼少の頃の故事にもとづいて作庭されたそうです。






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